ひんがしの国からの使者・テンゼン
というわけで大公宮へ行く。
すると「やっと来たか!」とウォルフガングに出迎えられた。
「東方の使者が謁見中だから、終わるまでお前を拘束する」とウォルフガング。
こうして拘束された我が冒険者。そして東方の使者とやらの謁見のシーンが始まった。
東方はひんがしの国の使者の名はテンゼン。
ストーリーに登場するのは初めてだが、だいぶ前にフェイスとして習得しているので名前と見た目だけは知っている。
そしてそのテンゼンと謁見しているのは、88日目で登場した、ジュノ研究者の女性だ。
彼女はエシャンタールという名前らしい。
なんで彼女が大公の代わりに使者と謁見しているんだと思ったら、「獣人を壊滅せしめるために、カムラナート様は多忙なのです」とか言っている。
エシャンタールは「案ずることはありません。あなたの直訴は必ず、ジュノ大公カムラナート様に届けられるでしょう」と続ける。うーん、相当なタヌキだなこの女は。
大いなる力の破片
そんなエシャンタールに対しテンゼンは「話は簡単ではないのでござる」としながらも、ひんがしの国から「虚ろなる闇」が湧いて出ていること、虚ろが近づくと人々は「『世界の終わりに来る者』が現れ世界が終わりに近づく」という夢を見ることをエシャンタールに伝える。
テンゼンの話を聞きエシャンタールは
「『世界の終わりに来る者』ですか。ぞっとする名前ですね。
『虚ろなる闇』については、ここジュノ周辺でも確認されています。
あなたの言うように広がる性質を持つのならば、早急に対処をすべく調査を急がせます。これでよろしいでしょうか?」
と答える。
この時、エシャンタールは「ひんがしの国の方にて原因に心当たりがあるというならば、ぜひ教えていただきましょう」とも言った。
これを聞いてテンゼンは、
「ひんがしの国に原因があるとお思いでござるか? 大いなる力の破片が5つ、中の国にあることをご存知ないと?
その大いなる力の破片の輝きこそが、この世界を「虚ろなる闇」から護っていることをご存知ないとおっしゃるのか?」
と憤慨した。
テンゼンの言葉にハッとした様子のジュノ研究者たちだったが、エシャンタールは
「なるほど、あなたはジュノを疑っているというわけですか。ジュノが、大いなる破片の輝きの保護を怠ったがため、各地に移ろが現れたと言いたいのですね。
しかしそれは誤解です。ジュノはその輝きの意味を、よく知っています。
大いなる力の破片、母なる大クリスタルは、世界の理を支える大切な要。
ジュノ大公国は、古代の民ジラートが残した大きな遺跡と共に、古代の民の意志を継いで母なるクリスタルを護り続けてきました。
サンドリア、バストゥーク、ウィンダスにその存在を告げないのも、母なるクリスタルを悪しき意志から護らんがため」
と切り返す。
そして「ひんがしの国はその存在を知ってしまっている。母なるクリスタルの情報を何に利用されるか分からない。ひんがしの国から来た使者であるあなたを信用するわけにはいかない」と続けた。
ハメられているっぽい我が冒険者
エシャンタールは更に「『世界の終わりに来る者』は3つの遺跡に現れた少年だと確信している」と断言。
ここでようやく我が冒険者が登場する。
エシャンタールは我が冒険者が自分の母国及び少年と繋がっており、一連の事象の一端を担っている可能性があると疑っていることを話した。
どうやら我が冒険者はハメられているようである。
どうなることやらとイベントを眺めていると、
「4つ目のクリスタルの元へ行き、そこに現れるであろう少年を捕らえここへ連れて戻れ。そうすればお前の疑惑は晴れ、お前の母国は守られる」と言われた。
そして4つ目のクリスタルの情報を得るために、30年前の調査隊の一員であるサンドリアのフランマージュ・M・ミスタル、ウィンダスのイルクイル、バストゥークのウルリッヒを訪ねろと命じられる。
ここでイベントは終了。ミッションは次節の「ふたつの道」へと移った。
話はややこしくなる一方だが、いったいどう終結するのだろうと思いつつ、この日はここでログアウトした。