レベル6まで上げ、そろそろケアルを覚えようと、魔法屋を探して回る。
案の定、見つからない。
家人に訊き、港にあることを教えてもらう。
港への行き方も一緒に教えてもらい、魔法屋へ。
ここで「ケアルなんか買っても意味ないよ」と家人に忠告される。
ケアルを習得するためにわざわざ赤魔にジョブチェンジしてレベル上げしたのに、と反発する私。
家人もあまりアドバイスし過ぎるのもよくないと判断したのか、それ以上は何も言わなかった。
何も知らない私は喜んでケアルを購入、習得する。
レベル上げのためフィールドに戻り、戦闘中、HPを大幅に削られピンチに。
今こそケアルを使う時……!
とケアルを唱えたら、なんと12しかHPが回復しない。
被ダメに比べ微量すぎる回復量。そのままマイキャラはモンスターに殺された。
思わず「ケアル使えねー!」と叫ぶ私に対し、それ見たことか、と家人。
なるほどね、と私。
2人で笑い合う。
確かにケアルはまるで役に立たなかったが、良い経験になったと思う(負け惜しみじゃないよ)。
その後はバタリア菜を仕入れたり、お牡羊の毛皮3枚を装備品に仕立ててもらったり、フェイスを習得したり。
「ラテーヌ高原で『ゲートクリスタル』と呼ばれる石を取ってこい」とアローヌに指示されたところで、この日はプレイを終了した。